「かんでん起業チャレンジ制度」は社員が出資して代表になることができる制度として運用されており、法人化に向けた最終段階の仕組みとして「事業実証」が設定されている。事業実証は、社内起業家が経営者になっていくための成長と、市場で事業が成立するための顧客開発、販売ルート構築などの事業検証で構成されており、新規事業開発および経営経験者による伴走型支援を受けるため。
がん患者など、食事に悩みを抱える人向けにスプーンやフォークといったカトラリー開発を支援

関西電力株式会社
業種 | インフラ |
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事業内容 | 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等 |
企業規模 | 15,000名〜20,000名 |
地域 | 大阪 |
事業実証伴走支援
- 初期顧客を絞り込む顧客開発、価格設定、販売ルート構築、収益モデル構築支援
- 製造・販売体制構築、コスト最適化支援
- 事業経営マインドセット構築支援
強引にではなく、しかし着実に前に進めてくれるパートナー

GOBさんは新規事業開発のきめ細かなノウハウをお持ちです。開発期だけでなく事業化後の経験も豊富なため、非常にビジネスの現場感覚ある支援が期待できます。
また「かんでん起業チャレンジ制度」は、ビジネスコンテスト、アクセラレーションプログラム、事業実証、事業化審査という一連のプロセスで運営されており、GOBさんにはその全体での支援・伴走を依頼させていただいています。
特にアクセラレーションプログラムでは数ヶ月に渡りアイデアを商品サービスへと具体化し、ビジネスモデルを構築します。この過程でチャレンジャーである社員の実現したいビジョンやその背景も含めた相互理解をいただいています。このため、事業実証においてもそれまでの経緯を踏まえた切れ目ない支援が期待できます。
事業実経験者に対して、答えを提示したり強引に進めるのではなく、チャレンジャー本人の思いに寄り添いながら着実に進めていただけています。
顧客開発から製造・販売体制構築までを一気通貫で支援

施策は、3つのパートに分かれます。
①初期顧客を絞り込む顧客開発、価格設定、販売ルート構築、収益モデル構築支援:主に市場理解、競合理解、自社理解からの商品サービス開発と、販売と利益確保の戦略戦術支援
②製造・販売体制構築、コスト最適化支援:①を支えるオペレーション、体制構築支援
③事業経営マインドセット構築支援:商品サービス開発の後の事業化を見据えてチャレンジャーが経営者として事業経営を進めていけるように素養開発を支援
社内の事業投資決定会議での事業化決定とその後の出資・経営支援

事業実証結果を踏まえて、社内に事業投資決定会議においてマーケットが存在し、ビジネス成立が見込めるという判断で事業化が決定。
事業化後の組織体制構築支援を行い、GOBによる出資と定期的な経営支援が実施されている。
経営支援では、立ち上げきでは特に、販売戦略・戦術・体制整備や顧客サービス改善等が主に実施されている。